シルクロードに暮らす"神秘のネコ"、マヌルネコの赤ちゃんを一般公開 マヌルネコは、イランから中央アジア、モンゴルなどの荒野に暮らす小型のヤマネコで、研究者が少なく生態など不明な点が多いため、"ミステリアス(神秘的)なネコ"といわれている。同園では、マヌルネコの自然繁殖に初めて成功、4月18日に4頭が誕生した。 マヌルネコは国内での飼育園館も少なく、同園を含め4園館(上野、名古屋東山、神戸王子)が飼育展示を行っている。同園では、平成16年12月に上野動物園から1ペアを借り受け、飼育を開始。その後、平成19年にオランダの動物園からさらに1ペアを譲り受け、繁殖を目指してきた。平成24年には、母親の育児放棄により人工哺育を行い、1頭が育っている。 今回は、4月18日に4頭が誕生。以前の経験から母親がとても神経質なため、ずっと見守ってきたが、赤ちゃんが巣箱より出て、自力でエサを食べる姿が見られるよう