警視庁は8日、エレベーターでセーラー服を着て女装し下半身を露出したとして、公然わいせつの疑いで、同庁交通総務課の警部補、塚田和哉容疑者(37)=東京都武蔵野市境南町=を逮捕した。 警視庁によると、塚田容疑者は容疑を認め「ほかにも何件かやった」と供述。昨年10月ごろから武蔵野市や府中市、三鷹市で、女装した男が下半身を露出する事件が数件発生しており、同庁で関連を調べている。 逮捕容疑は、南大沢署交通課に所属していた3月11日午後6時45分ごろ、武蔵野市内のマンションで、セーラー服やカツラで女装してエレベーターに乗り、居合わせた当時高校1年の女子生徒(16)に「見てください」と言ってスカートをめくり上げて下半身を露出し、わいせつな行為をしたとしている。 7日夜、近くのJR武蔵境駅北口付近で、警視庁の捜査員が、紺色のセーラー服姿でカツラをかぶり化粧をした塚田容疑者を発見。事件について職務質問したと