はてなは、動画サービス「Rimo」を8月末日で終了する。専任の開発担当者がおらず、素早い不具合の修正や機能開発などができない状態が続いていたため。 RimoはYouTubeの動画をカテゴリごとにチャンネル化し、自動的に連続再生するサービス。Wiiに対応するなど、それまでPC向けが中心だったはてなのサービスの中で異色の存在だった。 ただ、当初の開発者が退社し、担当者が不在の状態となったことから、1月29日からは実験サービスとしての位置づけに変更していた。 その後、YouTubeの動画を表示できない不具合が続いたほか、YouTubeが機能を追加したことでRimoが想定していた使い方が可能となり、また競合サービスも増えてきたことから、「Rimoは提供当初の役割を果たしたと判断」(はてな)したという。 はてなでは、Rimoの運営で得た経験を、今後のサービス開発に生かすとコメントしている。