任天堂の岩田社長、株主総会を欠席 病気のため：朝日新聞デジタル任天堂は２４日、岩田聡社長（５４）が２７日に開く株主総会を病気のため欠席する、と発表した。健康診断で胆管に腫瘍（しゅよう）が見つかり、手術を受けたためという。総会の議長は、竹田玄洋専務（６５）が代行する。 任天堂によると、岩田社長は先週、腫瘍の切除手術を受けた。手術は無事終えたが、通常の仕事に戻るには時間がかかるという。岩田社長は同社のホームページに「株主の皆様には大変申し訳ない。一刻も早く健康を取り戻し、社業の発展のために邁進（まいしん）したい」とのメッセージを寄せた。 岩田社長はソフト会社のプログラマー出身で、２０００年に当時の山内博社長に請われ、任天堂に移った。０２年に山内氏からの指名で社長に就いた。脳を鍛えるゲームなどがヒットした携帯型ゲーム機「ニンテンドーＤＳ」や、体を動かして遊ぶ据え置き型「Ｗｉｉ」などを世に送り出した。
