近年の発酵食ブームと重なって、わが国が誇る伝統の「甘酒」も人気急上昇中ですね。 甘酒はお正月や節分、桃の節句と冬や初春の祝い事で飲むものと思われている方も多いですが、江戸時代には、夏の暑気払いにいただく飲み物でした。俳句の世界では夏の季語にもなっているほど! 今のように自動販売機もジューススタンドもない江戸時代は、夏に冷たく冷やした甘酒が街中の屋台で販売され、大変繁盛していたようです。 甘酒は別名「飲む点滴」と呼ばれるほど、栄養満点!その効能を見て行きましょう。 甘酒の効能とは? 甘酒は薬ではないので、ハッキリと効果効能を謳えるものではありませんが、東京農業大学の研究では、甘酒には30種類以上の栄養成分を含むことが判明しています。 カラダや肌の形成に必要な必須アミノ酸は9種類全てが含まれ、疲労回復効果が期待できるビタミンB群、そして夏の汗で奪われてしまうナトリウム、カルシウム、マグネシウム
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