以前、「となりの億万長者」という本を読んだことがあります。 アメリカの億万長者について調査した本で、億万長者は、世間で言われている金持ちのイメージとは違って派手な生活ではなく、地味な生活を送っていて、地道に資産形成をしてきたというものでした。 今回、その日本版ともいえる本を読みました。 この本によると「億り人」と言われる純金融資産1億円以上を保有する層はわずかしかいないように思えますが、2020年の日本の5572万世帯のうちの2.4%が該当するといいます。 つまり世帯主100人の内2〜3人の割合で存在するということです。 多分、ほとんどの人は、意外と多いなという印象を持つのではないでしょうか。 著者は、元証券マンで3万人以上の顧客を担当しましたが、こうした「億り人」は、その大半が相続や一攫千金で財産を得たわけではない、ごく普通のビジネスマンだそうです。 そんな「億り人」の特徴として、以下の