「ゲーム・オブ・スローンズ」をシーンズ5まで見て、とても面白かったので、ネタバレ無しで紹介していく。 全米でDVD売上第1位の海外ドラマ。 玉座を奪い合う者達の群像劇で、ドラゴンや魔法も出てくるファンタジー。ただ、常に魔法を使って闘うみたいな感じではなく、中世ヨーロッパに近い世界観の、いわゆるロー・ファンタジーというやつ。 今まで見てきた映像作品の中ではかなり異色。これが世界中で受け入れられているという事実がすごい。 残酷なシーンと性描写がものすごくて、日本の民法テレビでは絶対に流せないような内容。ただ、そういう描写が、話題性を高めるとかサービスとしてやってるとかじゃなく、作品の世界観を構成するための不可欠な要素になっている。 忘れられなくなるくらい凄惨なシーンがこの作品の中にあるのだけど、それは映像的が過激という意味ではなく、ドラマの筋立てと演出そのものの「凄み」によるものだ。この感覚は