作業・読書・くつろぎで最適な姿勢が変わる 効率良く作業を行なうには、リクライニングの角度が“キモ”。オフィスチェアの雄“オカムラ”こと岡村製作所が一般に開放している“いすの博物館”では、オフィス人間工学の基礎となった千葉大・小原二郎氏らの研究により、キー入力などのパソコン作業に向いたものから、頭をつけた深い休息のスタイルまで7種類のプロトタイプ(原型)に分類している。
作業・読書・くつろぎで最適な姿勢が変わる 効率良く作業を行なうには、リクライニングの角度が“キモ”。オフィスチェアの雄“オカムラ”こと岡村製作所が一般に開放している“いすの博物館”では、オフィス人間工学の基礎となった千葉大・小原二郎氏らの研究により、キー入力などのパソコン作業に向いたものから、頭をつけた深い休息のスタイルまで7種類のプロトタイプ(原型)に分類している。
Shiftは、“ノートPCで仕事をする人”のために開発されたオフィス家具。ディスプレイの高さや大きさ、キーボードの傾斜がデスクトップPCとは異なるノートPCで作業する際に、いかに体の負担を減らせるかを考えて開発された机と椅子のユニットだ。 “ノートPC専用の机と椅子”が生まれた背景や、楽な姿勢へと導くための構造上の工夫、ノートPCで仕事をする際に体に負担をかけない姿勢のとり方について、山崎氏に聞いた。 座れば自然とモバイルPCに適した姿勢に 山崎信寿博士(以下山崎氏): (取材のためにノートPCを開いた記者を見て)ちょうどノートPCを持ってきているんですね。では、普段通りの作業を再現してもらっていいですか? ……少し前かがみになってしまいますね。首や肩がつらくなるでしょう? ―― はい、1日が終わると頭痛がするほど首が痛くなり、日ごとに疲れがたまっていきます。 山崎氏: ノートPCは長時間
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