米海軍は12月10日、ペルシャ湾に配備されている艦船に搭載されているレーザー兵器の発射実験に成功したと発表した。海軍研究局が公開した映像には、レーザー兵器システムが海上において、小型船や無人飛行機を狙い、破壊する様子が捉えられている。 このレーザー兵器は固体の赤外線ビームを利用したもので標的を損傷、破壊することができる。発射実験はレーザー砲を装備する輸送揚陸艦ポンスを用いて、数カ月にわたって行なわれた。海軍研究局によると、同システムは問題なく稼働したという。 ビデオゲームのコントローラーで操作するレーザー砲は、ポンスに向かって突進してくる小型船上に設けられた標的に命中した。別の実験では、空から現れた無人飛行機を狙って撃墜している。 米海軍によると、レーザー兵器は小型船、ミサイル、無人飛行機の攻撃から艦隊を守るうえで重要な役目を果たすといい、2020年代の初め頃までに試作品を実戦配備したいと
![米海軍が力点、「レーザー兵器」の威力](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b7dfebc8fe5396670cfc6349d472ae7b6af75411/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F5%2F1200w%2Fimg_c5ea2f3752fa92915f1b60f83172544b138903.png)