ああ、かわいそうな中国世界中からこんなに嫌われて 「成り上がり者」の無礼な振る舞いに、エリザベス女王も呆れ果てた 女王に会わせないとドタキャンするぞと脅したり、出場もできないW杯の試合時間を変更させようとしたり、「成金国家」の振る舞いに世界中が呆れ顔。こんな隣国、まともに相手にしても仕方がない……。 常識外の難癖をつける 「英国は狭量でケチ、偏見に満ちた『沈みゆく帝国』にすぎない」 6月16日、中国の李克強首相が英国を訪問した。だがその翌17日、中国で最も読まれている新聞である、共産党系の国際紙『環球時報』が、このように英国のことをこき下ろした。トップ級の外交が行われているさなかに掲載するには、まったく不適切な内容だ。 李首相訪英の裏側で、いったい何が起きていたのだろうか? 李克強は天然ガス買い入れやロンドン市場での人民元取り扱いの拡大など、邦貨で3兆円規模の巨額の商談をかかえて訪英してい