クリミア・セバストポリ近郊の軍用空港で、戦闘機に対し清めの儀式を行うロシア正教会の司祭(2014年11月26日撮影、資料写真)。(c)Yuri LASHOV / AFP 【2月7日 AFP】ロシア正教会は、核兵器などの大量破壊兵器に対する清めの儀式の中止を提案した。ただし、航空機や船舶を聖水で清める行為については、引き続き妥当とみなすという。 同教会は3日、「祖国防衛」と「軍務遂行」に当たる信者を清める役割について規定する文書の草案を公表し、インターネット上での議論を呼び掛けた。 ロシアではしばしば、神の加護を得るため、新車や新居、さらには宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」に至るまで、あらゆる物に対し、司祭による清めの儀式が行われる。 ソ連崩壊後、司祭らは軍隊や航空機、船舶に加え、カラシニコフ銃や、核弾頭の搭載が可能な弾道ミサイル「イスカンデル(Iskander)」など、さまざまな兵器に対し
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