新iPad。ディスプレイは9.7インチで、低価格モデルとしては初めてApple Pencilに対応。価格は3万7800円から(税別)。 「中庸の美」というものがあるとすれば、今回のiPadは、そんな存在かも知れない。アメリカで評価用機材を受け取り、使いながら原稿を書いている筆者は、素直に「お買い得だ」と評価する。 アップルは、iPadの低価格モデルを「教育市場向け」と位置づけている。今回はその色合いを特に鮮明なものとした。アメリカ・シカゴの公立レーン・テック・カレッジ・プレップ高校に世界中からプレス関係者を集め、同社の教育市場に対する理念を説明した。