割と人事の間では有名な話なのだが、 「日本企業では、普通に面接をやったら女性の方が優秀なので、調整して女性の評価を下げている」 という話をTwitterでしたら、かなり反響があって驚いた。評価自体を調整するか、最初に女性枠を作っているかの違いはあるが、これは大手ならどこでもやっている話だ。 「そんなの信じられない!」という人もいるだろうが、大手の総合職採用における女性の割合はたった7.4%に過ぎない(厚生労働省、04年。従業員数5000人以上の企業)。人事部の“調整”の結果である。 日本型雇用の下で負うハンデは大きい なぜ優秀な女性を素直に採用しないかというと、日本企業の人事制度が終身雇用・年功序列ベースだからだ。 この制度は長期間勤続することを前提としているので、途中で(出産や育児にともなう休職で)勤続年数に穴が開く可能性の高い女性を採用するのは、いろいろと不都合があるためだ(子育ては女
![女性が優秀にもかかわらず採用されない理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f15540731750b6dd6c99f222bda7754386dc4b2a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Fassets%2Fimg%2Ffb-og-img-news-160926.png)