1991年、「神輿(みこし)納受式」で馬に乗る富岡茂永容疑者=富岡八幡宮のパンフレットからこの記事の写真をすべて見る 一夜明けた8日朝の事件現場。生々しい血痕がのこされていた(撮影/金城珠代) 「深川の八幡さま」として知られる富岡八幡宮(東京都江東区)周辺で、宮司の富岡長子さん(58)らが襲われ、3人が死亡した事件。目撃者から話を聞いた近隣住人がこう話す。 【写真】殺害された長子さんと弟の茂永容疑者、騒然とする現場の様子など 「弟の(富岡)茂永容疑者が日本刀を振りかざし、姉の長子さんの首を切り、そのまま胸をひとつき。日本刀は割れていたようです」 3人を殺傷した後に自身も自殺したと見られる富岡茂永容疑者(56)。警視庁が殺人容疑で調べている。茂永容疑者と地元小学校、中学校の同窓生である50代の男性はこう話した。 「事件の速報を聞いたとき、過去にきょうだいのいさかいがあったので、茂永(容疑者)