Appleの純正メッセージングアプリiMessageに、新たなセキュリティプロトコルが導入されたとの発表がありました。「PQ3」という量子コンピュータ対応の暗号プロトコルにより、高度に洗練された量子攻撃にも耐えうるとのことです。 HNDL攻撃とは? AppleがiMessageの新たなセキュリティプロトコルを導入したのは、最近増えているという「Harvest Now, Decrypt Later(今はデータを収集し、後で解読する)」攻撃に対応するためだそうです。この字面から、おそらく「Buy Now, Pay Later(後払い決済)」をもじった表現だと推測されます。 “今はデータを収集し、後で解読する”とは、今は解けない暗号化メッセージでも、量子コンピュータ登場の暁には解読可能となることを前提にしている考え方で、攻撃者はデータ保存の低コスト化を活用し、入手したデータをずっととっておくのだ
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