AppleでiPhone&iPad用プロセッサ開発を率いたJim Keller氏がAMDに入社 編集部:佐々山薫郁 北米時間2012年8月1日,AMDは,元AppleのJim Keller(ジム・ケラー)氏が副社長兼AMDマイクロプロセッサコア部門チーフアーキテクトとして入社したと発表した。 Keller氏は,省電力プロセッサのファブレスメーカー「P.A. Semi」の副社長を務めているときに会社がAppleの買収を受け,その後,AppleのCPU部門におけるディレクターとして,iPhoneやiPadなどのCPU「A4」や「A5」の開発を担当した人物だ。あるいは,古いAMDファンには,「K8アーキテクチャのリードアーキテクトにして,HyperTransportやAMD64(x86-64)の共著者が帰還を果たした」と紹介するほうが分かりやすいかもしれない。 いずれにせよ,ここ1〜2年の間にR
アップル、サムスンからCPU設計のトップエンジニアを引き抜く2012.10.15 11:30 福田ミホ アップルがその独自チップ強化に向けてさらなる一歩を踏み出したようです。ウォールストリート・ジャーナルによると、アップルはサムスンから熟練エンジニアのジム・マーガード(Jim Mergard)氏を引き抜いたのです。 これには、いくつか大きな意味があります。まず、アップルの独自チップ設計への深いコミットメントを意味するものになります。iPhone 5のA6チップは独自カスタムコアを使った最初のチップでした。A4、A5、A5Xと、アップルはカスタマイズしたチップを使ってはいましたが、それらはみんなCortex-A8やA9といったARMアーキテクチャ上に構築されたものでした。つまりこれまでは出来合いのものの一部をいじっただけだったんですが、A6ではARMのリファレンスデザインを使いつつ、一から独
AMDは、8月1日、AppleでA4やA5といったプロセッサの開発を担当していたJim Keller氏が、副社長兼AMDマイクロプロセッサコア部門チーフアーキテクトとして入社したと発表した(HOTHARDWARE、CNET、4Gamer.net、本家/.)。氏は1990年代後半に旧DECのAlphaチームとともにAMDに在籍、K8アーキテクチャでHyperTransportやAMD64の構築に参加。その後はファブレスメーカーP.A. Semiの副社長となり、AppleのP.A. Semi買収によってAppleのCPU部門ディレクタとなっていた。 今後はAMDの最高技術責任者(CTO)であるMark Papermaster氏直属として勤務するという。なお、Papermaster氏も元Appleの従業員とのこと。
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