サムスン電子とアップルの特許訴訟の評決に加わった陪審員代表の公正さをめぐり論争が起きている。英デーリー・テレグラフなど海外メディアによると、陪審団の代表、ベルビン・ホーガン氏(67)が2002年に取得した技術特許がアップル製品に使われているとの疑惑が浮上しているという。 ホーガン氏は映像技術業者のマルチキャスト・ラブズの最高技術責任者(CTO)を務めており、ビデオの録画・保存方法に関する特許など映像技術関連の特許を取得した。アップルはこの特許をiPadなどの製品に使用している可能性があると指摘されている。ホーガン氏自身も「(特許に関する)自分の経験が理由で、陪審団には選ばれないと思っていた」と語っている。 一方、オンライン商品クーポン業者の米クーポン・コーズ・フォーユーが先月30日、米国の18−30歳の2125人を対象に行った意識調査で、サムスン電子がアップルの特許を侵害したと認めた陪