本当に好きなものは仕事にしてはいけない、なんてことはよく言われることだが、それはその楽しさに淀みが出るからだろうと思う。どんなに好物の食べ物でも、毎日そればかり食べてたり、食べたくないタイミングでも食べなきゃいけなかったら、好物とは言えなくなるだろう。好きなことを仕事にするというのはそういうことだ。 俺はコンピュータが大好きで、夢中でいじりまわして遊んでるうちにいつの間にか仕事になっていた。元々機械は好きだし、中でもコンピュータは俺を魅了してやまない魔女のような存在だった。 そんな魅力的な彼女も、仕事にすれば薄れる。存在はあたりまえとなり、恋焦がれるような胸の熱さも感じなくなり、時には見たくもなくなる。嫌いになったわけじゃないのに、ね。 そんな最中、一つの漫画作品に出会った。 うぶんちゅ! (電撃コミックス EX 172-1) 作者: 瀬尾浩史出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
![心の底から大好きだと言えるものに夢中になること - 狐の王国](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bd736ac2c9ad89712f8256a4a32bb07ef6c1f0cd/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51AqMlfmrdL.jpg)