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2015年11月16日のブックマーク (8件)

  • 2013年、小説ベスト10 - From The Inside

    読書はすれど、いわゆる「小説」を読まなくなって何年か過ごしましたが、2013年は小説熱が少し復活してきたので、まとめます。来年はもっと読みたいですね。 10位 ▽ 東浩紀『クリュセの魚』(河出書房新社) 東浩紀はセカイ系について、ジャック・ラカンの用語を用いて「想像界と現実界が短絡し、象徴界の描写を欠く」という表現で定式化できるとよく説明しています(引用は東浩紀の近著『セカイからもっと近くに』より)。想像界(きみとぼく)の行動が現実界(世界の危機)に直結しており、そこには象徴界(社会)が一切登場しない。こうした「セカイ系の困難」への東さんなりのひとつの回答が、作だったのではないかと思います。 作はSF的な設定における「きみとぼく」の物語で、とてもセカイ系っぽい小説です。にも関わらず、作では「きみとぼく」の細やかな感情の機微はとても簡素に描かれており、描かれる危機も決して「世界滅亡」と

    2013年、小説ベスト10 - From The Inside
  • はじめてのエロ本購入講座 - 新・ぐうたらとんち雑記帳

    あけましておめでとうございます! さて、新年もめでたく半月ほど経ったみたいなのでエロについて考えてみたい。 ここをご覧になってくださっている男子諸君は、初めてエロを買ったのはいつ頃だったか覚えておられるだろうか。 ちなみに私はたしか高校一年のときである。我ながらかなり遅かったと思う(もちろんその前に友人から借りたりして読んだことはあったが)。 言うまでもなくそれは、購入するための資金財力はもちろんだが、その他にも知力、洞察力、判断力、体力、そしてなにより何事にも物怖じしない決断力が必要であり、これら力のすべてを振り絞り手にした感動は、およそ筆舌に尽くし難い素晴らしき体験であった。 しかしながらなのだ。科学の発展というのはおそろしいもので、今やインターネットの検索機能を駆使さえすれば、エロ画像はおろかモロ画像をも容易く閲覧することができてしまうのであって、さらにモロ動画、ついには裏DVD

    はじめてのエロ本購入講座 - 新・ぐうたらとんち雑記帳
  • 【第2回】iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる - 新・ぐうたらとんち雑記帳

    さあ盛り上がってまいりました。 今回もiPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる。第2回目である。 ばりばり自分語り、自分の音楽趣味がまるわかりの記事だ。恥ずかしいぞ。 ただ、いい点もある。 まず記事を書くのがラクだ。しかも、まだ1597曲、iPodにストックされているので、誰が読むのかという問題は置いといて、毎回5曲で、最低でもあと300回ぶんぐらいの記事が書ける。好きな曲について書くことで、自分の音楽遍歴を客観的に振り返ることができるし、ちょっとした備忘録にもなる。あと、記事を書くのがラクだ、誰が読むのかという問題は置いといて。 ちなみにふだんもiPodを使用しているので、この記事を書くときは毎回リセットした状態でシャッフルする。なので、以前取り上げた曲が出てしまった場合は、飛ばして次曲以降をピックアップする。 というわけで、早速シャッフルスタートだ。 【6曲目】ゆらゆら帝国「

    【第2回】iPodをシャッフルして出てきた5曲を語ってみる - 新・ぐうたらとんち雑記帳
    sotsusotsu
    sotsusotsu 2015/11/16
    こういう企画すきです
  • iPhoneアプリ「異世界に生きる」が面白すぎてなーんにも手につかない - 考える。

  • あざなえるとご飯は食べられない - あざなえるなわのごとし

    あまり普段感情的なことは書かないのだけれど、ちょっと。 独りで勝手に思ったことを残しとく。 某所でブロガー同士でご飯をべに行った、という記事を読んだ。 それは全然構わない。 どーぞどーぞ。 女性にご飯をおごることに関しても 「おごられるのが当然などと言う……」 なんて言わない。 肉だろうがなんだろうがいたいものえ。 ジェンダーを持ち出すこともなく普通に払う。 相手がワリカンがいいってんならそうする。 ネットでは理屈をこねても実際はこだわりはない。 というか、そんなもんめんどくさい。 ただ 「ご飯を一緒にべに行った」と言うことが記事になっている。 という、そのこと自体に漠然とした生理的な嫌悪感を感じて、その延長でもし自分がおごったとしてそれを記事に…と想像しただけで○きそうになったのは伏字にしておくが、ホント、いや、ダメだわ。 [キャッキャウフフ][凍てつく波動]どころか[これはあか

    あざなえるとご飯は食べられない - あざなえるなわのごとし
  • 我が家の嫁姑問題~夫の立ち位置~ - And what not even the 1st

    初めに、オレ母親大嫌いです。 ホントに頭悩ます問題の一つなんです。 同居のきっかけは親父の死だった。 結婚して3年目だったかな、それまでは嫁の実家の側のアパートで気ままに新婚生活を楽しんでいたんだ。 嫁はとにかくやんちゃだったらしく、その娘を貰ったオレを、嫁の両親はえらく気に入ってくれ、当の親以上に可愛がってくれた。 オレは手のかかる出来の良い弟のおかげで、幼少の頃から親の、特に母親の愛情を受ける事無く育った。 ここに書いた 通り goldenbat.hatenadiary.com そんなんだから、嫁の実家の側で暮らしている時は毎晩のように嫁の家族とメシをい、息子が出来たとチヤホヤされるのが嬉しかった。 そんな毎日がずっと続くと思っていた。 おとうが大変なの! 早朝4時に掛かってきた電話で母親が叫んでいた。 親父が心筋梗塞で死に掛けた。 なにせ、寝ている時間に心筋梗塞になったもんだから

    我が家の嫁姑問題~夫の立ち位置~ - And what not even the 1st
    sotsusotsu
    sotsusotsu 2015/11/16
    情にあつい奥様は自分から言い出せないだけで、旦那さんから同居解消を申し出てほしいと思っているかもしれません。わたしが記事を読んだ印象ですが…
  • 名前が決まりました - インターネットの常備薬

  • 橋口亮輔監督『恋人たち』 - 饒舌映画ブログ

    『恋人たち』(2015) 橋口亮輔 誰しもが止まった時計を見つめながら、過去の思い出の中を生き、「ソフトに死んでいる」――。橋口亮輔監督、待望の長編『恋人たち』では、そのような3人の男女がカメラに収まっている。周知のように、それらの中心人物を演じているのは、ワークショップで橋口監督と出会った俳優志望者たちである。「生活」の中に置かれたカメラによる、時に効果的な長回しで観る者を脅すリアリズム技法の強烈な筆致と、素人同然の俳優志望者たちによる、何も失う物のないすべてを投げ打ったような演技は、互いに寄り添いながら調和していくというより、臨界すれすれのところでせめぎ合い、俳優志望者たちの資質的な限界が先に露呈するか、あるいは橋口監督の作家的な限界が先に露呈するかといった苛烈な我慢比べの様相を呈している。 橋梁点検事業者に勤務し、片腕のない上司(黒田大輔)らとともに日々橋梁の点検に回るアツシ(篠原篤

    橋口亮輔監督『恋人たち』 - 饒舌映画ブログ