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ブックマーク / diary.uedakeita.net (9)

  • 知らない言葉を当然のように使われるとゾクゾクする - 真顔日記

    自分の知らない言葉を当然のように使われるとゾクゾクする。ほとんど性的興奮の域に達している。自分が聞いたこともない言葉を当然のように使われて、「もちろん知ってますよね?」という態度を取られること。これがたまらない。 だから私は電車の中で女性誌の吊り広告を見るのが好きである。自分と無関係な言葉、無関係な表現、無関係な欲望があふれているからだ。たとえば数年前に見かけて、いまだに覚えている女性誌のコピー。 今年こそ、パンツスタイルを極めたい! これだけでゾクゾクする。私はパンツスタイルを極めたいと思ったことがない。人生で一度もない。しかしこのフレーズには「何年も挫折してきた」というニュアンスさえ読み取れる。「今年こそ」である。世の中にはパンツスタイルを極めようと何年も努力している人間がいるのだ。ゾクゾクする。 昔、ふとした拍子に、知らない女のラジオをきく機会があった。メインは女なんだが、聞き役の男

    知らない言葉を当然のように使われるとゾクゾクする - 真顔日記
  • 飼いネコが増えるにつれて変化したこと - 真顔日記

    数年前は1匹だったネコが4匹まで増えている。同居人があちこちで拾ってくるからである。さすがネコ狂いである。だいたい年に1匹のペースで増えている。そのたびに微妙な心理変化がある。なので今日は、「ネコが増えることで飼い主の心理はどのように変化していくか?」を書いてみたい。 まずは1匹。 ネコのいない生活から、ネコのいる生活へ。結局は、この変化が一番大きかった。端的に言えば、笑顔が大幅にふえた。日常におけるスマイルの激増である。ネコを飼っていない頃、同居人の寝顔は不動明王のようだった。眉間にしわがより、口元は厳しく引き締められていた。私も家に転がりこんだ身として責任を感じたものだ。 しかしネコの登場以降、寝顔はおどろくほど晴れやかになった。これはマジである。基的にうっすら笑っている。たまに布団の横から実際にネコがチョコンと顔を出していることがあり、そんな時は熟睡しながら満面の笑みである。ネコの

    飼いネコが増えるにつれて変化したこと - 真顔日記
  • 上田啓太 寄稿記事まとめ - 真顔日記

    上田がウェブ媒体に書いた記事の中から、おすすめのものをまとめました。 マンガ考察(マンバ通信) manba.co.jp manba.co.jp この連載の他の記事では、以下もおすすめ。 『ドラゴンボール』ベジータ考察三部作 ピッコロさんのダンディズム ヤムチャはいかにしてザコキャラとなったか 『スラムダンク』の真のヒロインはバスケである 『スラムダンク』山王戦における赤木の涙の美しさ わずか13ページの心理劇 さくらももこ『永沢君』 男子中学生は何を欲望するか? 許斐剛『レンタルボディーガードCOOL』 音楽コラム(BASEMENT-TIMES) basement-times.com この連載の他の記事では、以下もおすすめ。 90年代J-POPの歌詞の迫力 RADWIMPSの歌詞の恋愛ベロベロ感 SHISHAMO『夏の恋人』の歌詞を読む ミッシェルガンエレファントになりたくてハイネケンばっ

    上田啓太 寄稿記事まとめ - 真顔日記
  • 自分のアイコンに自分でムカつきはじめた - 真顔日記

    このアイコンを長いこと使ってきた。 ブログのプロフィール画像に使っている。ツイッターやフェイスブックでも使っている。寄稿記事でもアイコンをくれと言われれば差し出している。普段から読んでくれている人は見覚えがあると思う。大昔にブログ開設と同時に作ったものだ。真顔日記だから真顔のアイコンにした。単純なものである。 しかし現在、妙な問題が生じている。この顔にムカつきはじめたのである。初見じゃムカつく顔ではない気がするが(たぶん)、何年も無表情のこいつと顔を付き合わせているとムカムカしてきた。おまえはなんなんだという気持ち、おまえは何を考えているんだという気持ち。自分のアイコンなのに心が読めない。 このアイコンは同居人に作ってもらった。 「あいつムカついてきたんだけど」と言ってみた。 「あたしもけっこうムカついてる」と返ってきた。 「ずっと見てると腹立ってくるよね、あれ」 「やっぱ無表情だからじゃ

    自分のアイコンに自分でムカつきはじめた - 真顔日記
  • ポケモンGOからツムツムを経てぷよぷよに辿りついた女 - 真顔日記

    今年の夏、私は半ズボンにTシャツという姿で居間に寝ころがり、ドラゴンボールの魔人ブウ編を読みながら「ミスターサタン最高だな!」と言っていた。 「小学生か!」 同居人に言われ、掃除機のさきっぽで身体をガスガスやられていた。 「邪魔だよ!」 子供のころ実家で似たようなことあったな、と思った。ドラゴンボールを読んでいると母親が掃除機をかけはじめ、場所を移動しなければならないがドラゴンボールが面白すぎるので片時も目を離したくない。結果、室内をウロウロしながら読み続ける。まさかこの年でアレが再現されるとは思わなかった。 呆れたのか何なのか、同居人は一時的に私のことを「半ズボンの人」と呼ぶようになっていた。 「そこの半ズボンの人どいて!」 しかし一週間後、ポケモンGOがリリースされ、今度はむこうが小学生になった。毎日毎日、「近くにポケモンいる!」と絶叫して飛び出していく。戻ってくると捕まえたポケモン

    ポケモンGOからツムツムを経てぷよぷよに辿りついた女 - 真顔日記
  • スラムダンクの深津をほめるおじさんについて - 真顔日記

    スラムダンクの深津をほめるおじさんについて書きたい。 そのためには、まずスラムダンクの説明をしなければいけないが、これはまあいいだろう。九十年代を代表するバスケ漫画である。読んだことのない人も題名くらいは知っていると思います。 次に深津である。これは少し説明が必要かもしれない。湘北高校が物語の最後で対戦する相手、山王工業のキャプテンだ。 深津は作中で一度も笑顔を見せない。徹底的にクールなキャラクターとして描かれている。ちなみに語尾は「ピョン」。このへんは作者のバランス感覚だろう。どこかに隙を作らないと怖すぎると思ったのではないか。 これくらいで準備はいいだろう。ということで、今回の主題である「スラムダンクの深津をほめるおじさん」の話だ。これは作中に少しだけ登場するキャラクターなのである。画像を引用しておこう。完全版20巻52ページ。 「深津だ。いつも黒子役に徹する深津のパスがあっての山王工

    スラムダンクの深津をほめるおじさんについて - 真顔日記
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  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/05/17/115015

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