毎日新聞連載「ネット君臨」で考える取材の可視化問題 を読んだ。はてブでも例によって[これはひどい]タグがいっぱいついている。義憤にかられる人がなるほど沢山うまれそうな記事だ。思いっきり「物語」を用意し「取材」という名で失言を誘って記事を仕上げ追究されれば「見解の相違」で逃げ切る、という余りにも無責任なやり口! そんなわけで前半を読んだ時は私も「毎日新聞=既存メディア=横暴」という図式をしっかり心に刻みつけそうになった。 が。 後半を読んでいきなりその気分は急速にしぼむことになる。 前半を受けて「取材の可視化」というタイトルにある視点を持ち出した佐々木氏は、その可視化が無いメディアが滅びつつあり、ネットという「可視化」されたメディアの意見が世論となるという持論を展開し始めるのだが… ターニングポイントは一昨年の郵政解散、そして昨年のライブドア事件あたりにあったように私は感じている。どちらの件
2007-09-17 - ザ・ひとの道 以前mixiの日記で「飲酒運転をしたよ」という嘘日記を書いた。 ご丁寧に「嘘ですよ」という但し書きつきで。 日付と時刻で後出しではないと分かるようにしてやったのね。 そうしたら馬鹿がいっぱい突撃してきまして。 勤務先を調べて通報したとかマイミク全員にメッセージを送ったとか、もちろん2chにも書き込まれてましたよ。 で、この話のすごいところはここから。 この日記は嘘ですよ、前もって釣りと宣言してありますよ、と教えてあげたところ 「そんな嘘をつく奴は許されない」 「ライターなのに自分の書いた文章で嘘をつくな」 「不適切な文章を掲載したから謝罪しろ」 「警視庁に通報した」 「通報にはコトの真贋は関係ない」 などなどの暴言を吐いて去っていきましたよ。 その当時の日記を見たら9割近くの書き込みに投稿者名がない。 つまり退会してるわけですよ、強制か自主的かは知ら
内田春菊『私たちは繁殖している』7 おなじみの内田春菊の出産・育児・家庭生活コミックエッセイ。 パートナーのユーヤの親と縁を切るために、ユーヤと形式離婚したようだ。 本巻はこの義父母への攻撃に驚くべき分量が割かれている。 ユーヤという特定個人の親が誰であるかはかなり特定されている。そのうえでこれほど身も蓋もない形でその個人攻撃のために、公にされる刊行物を私して使うというのも凄まじいことだ。いやそりゃあ「あんたの著作」なんだから何したっていいんだろうけどさ。それにしたって自分は出版という「権力」をもち、相手は持っていないという節度くらいもってもいいだろうに。もちろんそういうものを「面白がって」、ぼくは買っているわけだが。 さらに、ユーヤの弟Tも攻撃。 以前の執筆分ではちゃんとTの「眼」も描かれていた、すなわちTは内田にとって好意をむける対象ないしは価値中立的な存在だったわけだが、攻撃対象とし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く