http://www.asahi.com/national/update/1231/NGY200712310008.html 調べでは、斉藤さんの血液は6月26日、救急搬送先の病院で採取された。血中のカリウム濃度を示す血清カリウム値は7.3だった。通常値は3.5〜5程度で、7以上で不整脈や心停止が起きる。血液からは筋肉の破壊で現れる酵素、クレアチンキナーゼも通常より多く検出された。 この症状は高カリウム血症と呼ばれ、外傷分野の専門家によると、ビルから落下して全身を強く打ちながら出血が乏しかった場合などに発症。暴行によっても、非常に強い打撃を繰り返し受ければ起きるという。 カリウムのデータなどで、25日の暴行が相当に強い力で繰り返し加えられ死因となった疑いが強まったことから、県警はこの行為に傷害致死容疑が適用できるとみている。 遺体の状況からは、26日の外傷が追い打ちとなり死に至った可能性が
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