WebブラウザFirefoxの次期バージョンに、新JavaScriptエンジン「TraceMonkey」が採用される。Mozilla Foundation CTOを務めるBrendan Eich氏のブログ「Brendan Eich's Roadmap Updates」で米国時間の23日、明らかにされたもの。 TraceMonkeyは、現行のSpiderMonkeyに代わるFirefox用JavaScriptエンジン。SpiderMonkeyをベースにジャストインタイム (JIT) コンパイラを追加、JavaScriptの処理を飛躍的に向上させていることが特徴。Adobeから寄贈を受けたソースコードをもとに開発が進められていたJavaScriptエンジン「Tamarin Tracing」、およびJITエンジン「Nanojit」の強化版であり、現在コード名「Shiretoko」としてα版が公開