インターネットでの電子メールのやりとりが標準化されたのは1982年ですが、この時の標準はASCII文字しかやりとりできないなど制約の多いものであったため、様々なローカル規格が生まれてしまいました。そこで、1992年に新しい標準規格であるMIME発表されます。これによって、インターネットのメールに新しい標準ヘッダ、バイナリのエンコードなどの新しい本文記述法などが加わりました。 さらに、MIMEの仕様に基づいて日本語を扱う方法が慶応大学の村井氏らによって発表されました。今日の日本語メールはこれらの仕組みに基づいてやりとりされています。 ※インターネットメールの仕組みや文字化けの解読法を詳しく解説した『プロフェッショナル電子メール』を上梓しました。 SMTP - RFC821,822/2822 MIME - RFC1521,1522 MIMEメッセージ・ヘッダ 日本語メール 半角カナとJIS S