点と点についてどうやらキャリアが始まって間もない、あるいはこれから始まろうとする若い方々もこのブログを読んでくれているらしい。今回は彼ら向けにちょっと思いを綴ってみたい。いや、こちらとてまだ37歳という世間一般では青二才の分類に入る若輩者なので偉そうなことを語るつもりはない。だが、この会社での仕事を始めて強く感じることがあるのでそれを伝えたい。 僕は都内にある当時は有名な私立高校を卒業し、周りがほぼ全員東大・早慶に進学する中、あえてアメリカのアイビーリーグの大学に入学した。卒業後の進路としては弁護士になるために法律学校、あるいは医者になるために医学部に進む、その他に就職する人は大半がコンサルティングか金融の道に進んだ。そこで僕が選択したのが、音楽業界だった。卒業後にすぐにレコード会社に就職したのである。さぞかし周りの目には奇異な奴として見られたと思う。だが音楽プロデューサーになりたかったのだ。幼い頃から
