ゲストブロガー:鬼軍曹 「海外投資への扉」というサイトを運営。 独立系投信会社にて長期投資家向けのFOF(ファンドオブファンズ)の運用を担当。 運用に関しては個別銘柄の分析は投資先のファンズに任せ、主にマクロ分析と投資先 のファンズのリサーチに専念している。ファンド運用で最も気を付けている事はボラティリティーのコントロール。 現在はリスクを抑えるためファンドのキャッシュ比率を引上げ済み。 この30年あまり中国は平均実質経済成長を二桁近い高い水準を維持してきた。2008年には北京オリンピック開催、2010年には名目GDPが日本を抜いて世界第二位になり、G2(米中)時代の到来とも言われるようになった。 しかしその一方で、2008年にはチベットで2009年には新疆ウイグル自治区で大規模な民族運動が発生。日本の尖閣諸島をはじめ周辺諸国とも領土問題で衝突を繰り返している。今回は、投資対象としての中国