京都大学客員准教授であり投資家でもある瀧本哲史さんが、4冊目の著書『君に友だちはいらない』を出版した。誰もが容易につながるネット時代に「友だちはいらない」と煽る、その趣旨を聞いた。 『七人の侍』をビジネス書にしてみたら ――『君に友だちはいらない』は、タイトルといい装丁といい、従来のビジネス書ではなかった見せ方だったので初めて書店で見て驚きました。 瀧本 はい確信犯的に新しい試みをしました。1冊目の『僕は君たちに武器を配りたい』は書名を小さくして、内容がわかるように表紙に文字を入れました。今回はそれを逆にして、書名以外、ほとんど文字を入れないようにしました。その代わりビジュアルを入れて内容のイメージを膨らませてもらおうと思ったんです。 ――そのビジュアルが映画『七人の侍』というのが奇抜です。 瀧本 『七人の侍』はこの本の象徴的なアイテムです。この映画はとてもよくできていて、世界中で受け入れ
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