本屋でふと目にしたのがこの本「隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計」(荻原 博子)でした。 「隠れ貧困」というタイトルと、タイトルより大きな文字で帯に書かれた「年収800万でも老後破産」という刺激的なコピーが気になり、手に取りました。 「隠れ貧困」って何よ? 以前「明日は我が身「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」」でも「下流老人」という言葉にショックを覚えるとともに、読み終わった時、救いようのない気持ちにさせられましたが、またあんな感じかな? なんて考えながらページをめくっていると載っていました。 「隠れ貧困」とは、一見すると普通の生活ができているのですが、このままだと将来、貧困に陥る可能性のある「貧困予備軍」のことです。高血圧を放置していると重篤な病気にかかる恐れがあるように、隠れ貧困とは、放置していると「下流老人」に転落しかねない危険なお金の生活習慣病なのです。 おぉっ! やっぱりこ