「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー第7回は、「攻殻機動隊ARISE」および「攻殻機動隊 新劇場版」の黄瀬和哉総監督。前編では、アニメーターとして長らく活躍してきた黄瀬総監督が、押井守監督と初めて仕事をした「機動警察パトレイバー the Movie」から「イノセンス」までのエピソードを聞いた。 当時、大阪の作画会社・スタジオムーに在籍していた黄瀬が上京し、作画監督として参加したのが1989年の「機動警察パトレイバー the Movie」だ。大阪から東京に移ったことによる変化で感じたことは、「とにかく面倒くさかった」という。 「大阪では絵を描いているだけでよかったんですが、東京にくると演出はいるわ、