引用元:AFPBB News (上略)このジェットには、負(マイナス)に帯電した粒子である電子が含まれていることは分かっている。だが謎なのは、ジェット全体が負に帯電していないことだった。これは、負の電荷を相殺する、正(プラス)に帯電した「何か」がそこにあるはずということを意味するからだ。 そこでオーストラリア連邦科学産業研究機構の研究チームは、欧州宇宙機関のX線観測衛星XMMニュートンと豪州東部のコンパクト電波干渉計を使用して、この「何か」が鉄やニッケルなどの原子とみられることを突き止めた。「4U1630-47」と呼ばれる小型のブラックホールから、光速の3分の2の速度で放出されているジェットの中で、複数の原子スペクトルが観測された。このジェットの発生源は、降着円盤とみられている。降着円盤は、ブラックホールの吸い込み口を取り巻く高温ガスの帯だ(下略)4 :名無しのひみつ:2013/11/15