福岡県警は21日、同県みやこ町議のときに経営していた飲食店で16~17歳の少女に深夜の接客をさせたとして、風営法違反の疑いで会社役員橋本真助容疑者(32)を逮捕した。 橋本容疑者は2011年の町議選で25歳で初当選し、2期目途中の今年4月に町長選に立候補し落選。「元ヤンキー町議」としてメディアに取り上げられていた。 逮捕容疑は昨年10~11月、行橋市内の飲食店で女子高生ら少女3人が18歳未満と知りながら、午後10時以降、客に酒を提供させた疑い。県警によると、昨年6月ごろから営業し、約70人が入ることができる規模だった。 県警はこのほか、橋本容疑者と共謀したとして同じ容疑で同店従業員の山添由里香容疑者(25)を、犯人隠避の疑いで自営業久保田樹育容疑者(31)を逮捕した。久保田容疑者の逮捕容疑は今年4月、警察に対し自身が店の経営者であるとうそを言い、橋本容疑者の身代わりになった疑い。(共同)