「生きてはいるんだけど、もう心が死んじゃっているような状態」 充実した毎日を送っていた人が、突然、陥ってしまうこともある心の病気。 生涯では、5人に1人がかかるともいわれています。 そうした病気からの立ち直りの体験談は、「リカバリーストーリー」と呼ばれ、同じように不調に苦しむ人の回復につながる効果があるという研究もあります。 「リカバリーストーリー」を多くの人に届けたい。 そんな取り組みが動き出しています。 フリーライターの庄司友里さん(24)。 4年前、適応障害と自律神経失調症を発症しました。 今は症状が落ち着いて、仕事もできるようになり、みずからの「リカバリーストーリー」を歌で伝えるプロジェクトに取り組んでいます。 都内のスタジオで行われていたレコーディング。