山本さんの、決してエキセントリックな言い方が嫌いなわけではありません。逆にあの、悲壮感漂う“心からの叫び”に、心が痛んで仕方が無かったのです。四面楚歌のような気分で、実際に、立ち上げのときはまったく一人だったし、一人であっても、もう後ろにも前にも進めないような切羽詰まった状況だったし、その心境だったのでしょうから、無理もありません。 でも、無意識の視点から言うと、その「どうにもならない」という必死な思いが伝わってきすぎて、そう信じて叫べば叫ぶほど、孤立無援の現実を創り出す……。それが予測できるから、いっそう、見ていて、見ているほうも共鳴現象で同じ心境になってしまい、とても辛くなってしまうのでした。実際に、そんな悲壮な思いで訴え続けていれば、心がもちません。素晴らしいことを主張されているのですから、絶対に潰れてほしくない。だから、もっとトーンを落としてよ。選挙前から、そんな気持ちを抱きながら
![れいわ新選組の山本太郎の演説は、なぜ聴衆の心を揺さぶるのか? - まぐまぐニュース!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dbf934a02999f52c53e9f5f9df992809e1b974a0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mag2.com%2Fp%2Fnews%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F07%2F752px-TaroYamamoto-Shimbashi-2018-4-26_waifu2x_photo_noise3_scale_tta_1.png)