買い物でもして大分に発つつもりでいたが、会場のとなり、熊本現代美術館でやっていた草間彌生展についつい入ってしまう。だってあんまりポスターが強烈で。アンディ・ウォーホルのキャンベラスープ缶やカンディンスキーの正方形という程度には草間彌生の水玉のことを知ってはいた。 で、今回が草間彌生初体験ではあったのだが。 ……………うわ。すっげえぇ。 結論から先に言う、これは見に来て大正解だった。もちろん差別的言質ではなく心からの恐怖を込めて言うのだが、このアタマのオカシイ芸術家の、抑制が利かないようでいてどこかおそろしく明晰な狂気の発現は、その「場」にいないと絶対に伝わらない。「あー草間彌生ね、水玉の人ねハハハン」などユルい物言いで草間彌生を語っても、それは何も草間彌生を理解したことにはならない。もちろん、自分もこのような馬鹿者の一人であったわけだが。 草間彌生の芸術は、どれもこれも気持ち悪い。巨
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く