日本代表、15年・南米選手権の出場辞退へ 日本代表が招待を受けている15年の南米選手権(チリ)に関して、日本サッカー協会が出場辞退の方針を固めたことが29日、分かった。日本協会関係者は「A代表で行かなければ失礼になる。残念ながら辞退という方向で話を進めています」と明かした。 国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、選手の大陸別選手権への拘束力は同一年度に1大会のみ。同年1月にはアジア杯(オーストラリア)があるため、南米選手権にはA代表が派遣できない。大仁邦弥会長も「五輪予選もJリーグもあり、日程的に厳しい」と話していた。南米連盟は11年大会(アルゼンチン)にも日本を招待したが、東日本大震災によるJリーグの日程変更で辞退。今後は19年大会以降の参加を視野に入れ、年内にも正式に辞退を申し入れる。