全国高等学校体育連盟は3日、奈良県を主会場に開催中の全国高校総合体育大会で、女子バレーボールとなぎなた競技の計6校20人に新型インフルエンザ感染の疑いがあり、うち4校が出場辞退や途中棄権したと発表した。 いずれも簡易検査で陽性反応が出た。競技の日程に変更はないという。 同連盟によると、女子バレーボールでは、細田学園(埼玉)の3選手、就実(岡山)の5選手が発症し、出場を辞退。 県立西原(沖縄)は8選手が3日の試合後に感染の疑いが確認され、4日以降の試合を棄権した。ほか2校で1選手ずつ発症したが、他の選手に問題がなかったため出場している。 なぎなたは国学院栃木(栃木)が、2選手の発症で出場を辞退した。