アゼルバイジャンで活躍するアナリスト、新村さん バレーボール女子のアゼルバイジャンリーグで、戦力データを分析する日本人アナリストが活躍している。全日本女子チームでもアナリストを担当する新村(しんむら)薫さん(27)。「日本にないタイプのバレーを経験できて、刺激になる」と異国の地で奮闘している。 アゼルバイジャンはロシアとイランに挟まれた国。近年はオイルマネーで一流選手が集まり、「日本よりレベルが高い」と新村さん。昨年11月から日本代表の佐野優子が所属するクラブ、イトゥサチでアナリストを務め、ミーティング用の資料作成やビデオ編集に携わる。「チームによって様々なブロックやレシーブのシステムがある。日本では見られないパターンもあり、自分の引き出しが増えた」と話す。 鹿児島県指宿市出身。友人の練習を見に行ったのがきっかけで高2でバレー部に入った。ずっと控え選手だったが、バレーの魅力にとりつか