いきなりだが、東京駅構内の床にポツリと不思議なマークが埋め込まれているのはご存知だろうか? 旅行者やビジネスマンなど大勢の通行人が行き交う駅構内において、その存在はあまりにも密やか……知らなければ気づくことはまずないだろう。 マークがあるのは2カ所。1つは丸の内南口の切符売り場付近(改札外)、もう1つは駅構内中央通路から新幹線改札口へと向かう階段手前にある。このマーク……実はある悲劇を忘れないために埋め込まれたものらしい。以下で詳しく説明しよう。 ・2つのマーク 先に答えを言ってしまうと、東京駅の床にある2つのマークは……戦前に総理大臣が襲撃された地点を指している。多くの人が通り過ぎて行くが、どちらの場所にも、これまたさりげなく「事件の説明板」が設置されているのだ。実際に現場へ行ってみるぞ。 大正時代の姿がよみがえった東京駅丸の内駅舎。よく注意して南口の切符売り場に向かうと…… マークと説

