2025年4月24日のブックマーク (1件)

  • わたしたちは誰になら触れられてもいいのか - 傘をひらいて、空を

    美容院ではよく眠る。 熟睡すると首ががくっとなって危険なので、うとうとする程度ではある。眠りの海の砂浜にいちばん近い浅瀬までしか行かないのだが、それでも店に居る時間が三十分程度に感じるくらい、よく寝ている。カラー剤を浸透させている間は遠慮なくうたた寝し、シャンプーとトリートメントではさらに気持ちよく眠り、カット用の椅子に戻るときには目覚めるものの、カット中も前半は意識ふわふわである。 ありがたいことです、と美容師が言う。ありがたい? とわたしは聞きかえす。カット後半なので起きているのである。鏡の中の美容師が言う。 だって、僕らハサミを持ってますからね。刃物です。デフォルト、怖いはずなんです。それに、ちょっと想像してほしいんですけど、イヤな人間が自分の頭さわってたら、たとえ必要があって合意している状況でもかなり緊張しますよ。お客さまが寝ちゃうってことは、僕はその人にとってイヤな人間じゃないっ

    わたしたちは誰になら触れられてもいいのか - 傘をひらいて、空を
    squeuei
    squeuei 2025/04/24