「進撃の巨人」の世界で巨人との戦いを目撃し、アバター姿でゲーム談義に花を咲かせる――9月30日に始まった「東京ゲームショウ2021」(10月3日まで)では、初の試みとしてVR会場が設営されている。メディア向けの体験会で一足先に訪れてみたところ、テーマパークのようなワクワクする空間に圧倒された。 東京ゲームショウは従来、幕張メッセを会場としていたリアルのゲーム展示会だったが、新型コロナウイルス感染症に伴って2020年からオンライン開催に移行している。21年は一部用途に幕張メッセ会場も押さえたが、一般のゲームファンが入場できるわけではない。代わりに用意したのが、自宅から最新ゲームを試せるオンライン会場と、VR会場だ。 VR会場は無料の専用アプリを使って参加する。スタンドアロン型のVRヘッドセット「Oculus Quest」など専用機器の他、PC(Windows/Mac)でも体験できる。記者はV