7月の西日本豪雨のあと、岡山県高梁市の備中松山城に住みつき、人気を集めている猫が16日、城のPRを担う「猫城主」に正式に就任しました。 「さんじゅーろー」は、赤いかみしもを身にまとい、人間の「家来」を従えて城の門をくぐったあと、地面に敷かれたレッドカーペットの上を歩き、晴れ姿をお披露目しました。 このあと、「さんじゅーろー」が入城を祝う最初の餌を口にすると、詰めかけた観光客などが、そのふっくらとした愛らしい姿をカメラに収めていました。 「さんじゅーろー」は、西日本豪雨のあとの7月中ごろ、飼い主とはぐれて城に住みつき、人気を集めるようになったことから、地元の観光協会が正式に譲り受け、「猫城主」を務めてもらうことになりました。 「さんじゅーろー」は城内の事務所に住み、1日2回、散歩などをしてその姿を披露するということです。 訪れた小学3年生の女の子は「毛がふさふさでとてもかわいかったです。元気