ブックマーク / sportsnavi.yahoo.co.jp (8)

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|ニュース|名古屋のダニルソンが抱く古巣へのリスペクト

    前週のサガン鳥栖に引き続き、今季のJ1昇格組であるコンサドーレ札幌との対戦となる名古屋だが、この試合を待ち望んでいた選手がいる。ボランチのダニルソンだ。3年前、コロンビアでプレーしていた若きMFを、日に連れてきたのが札幌だった。ゆえにダニルソンにとって札幌は思い入れの深い場所でありチームとなっている。名古屋移籍後の一昨季には天皇杯で対戦する機会があったのだが、残念ながら負傷により欠場。そのこともあってか「今回の試合は絶対に出場したい」と並々ならぬ意欲を見せているのだ。 ダニルソンと札幌のきずなは深い。昨季、こんなことがあった。瑞穂陸上競技場での試合後に、ダニルソンがスタンドのサポーターとなにやら話し、下に降りてくるよう手招きをしている。それは前日にアウエーのFC岐阜戦に駆けつけていた札幌のサポーターだった。懐かしい顔ぶれのまさかの来訪をダニルソンはいたく喜んだという。彼がどれだけ札幌サ

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|第2回:山形を悩ませる「雪のリスク」(1/2)

    昨年の雪の開幕戦で運営を取り仕切ったスポーツ山形21の佐々木さん。「あらゆる状況を予想して、すべてに対応できたと思います」【宇都宮徹壱】 トップリーグ2年目を迎えたモンテディオ山形のホーム開幕戦は第3節、3月21日にNDソフトスタジアム山形で開催された。どこよりもホームゲームが遅れたのは、言うまでもなく降雪のリスクをできるだけ回避するためである。グアム、長崎、そして宮崎で春季キャンプを張ったチームは、そのままアウエー(湘南ベルマーレ)での開幕戦に臨み、小雪がちらつく拠地で練習をして、再びアウエーで清水エスパルスとの第2節を戦っている。2試合を終えて1分け1敗の最下位。雪国クラブゆえのハンディをもろにかぶった格好だ。 この日、山形がホームに迎えるのは、あの浦和レッズ。スタジアム周辺は「歓迎! 浦和レッドダイヤモンズ」のサインをいたるところで目にしたが、その一方で関係者が気にしていたのが当

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|移籍市場から見た2010年以後のJリーグ(後編)(1/2)

    移籍ルールの変更が、2010年以降のJリーグにどのような変化をもたらすことになるのか、株式会社ジェブエンターテイメント代表の田邊伸明氏に語っていただく、その後編をお届けする。 エージェント、あるいは代理人という職業について、世の中の多くの人は「怪しい」「あこぎ」といったネガティブなイメージを持たれやすいようだ(もちろん実際はそんなことはないのだが)。田邊氏自身、その点はよく自覚していて「サッカーの移籍の話って、日の商習慣に感覚としてまったく合っていないと思う」と語っている。だからこそ、こうした取材に対してはできるだけオープンに、話せることは何でも話すというスタンスを保つようにしているのだそうだ。今回のテーマは、選手の海外移籍はどう変わっていくのか、そしてエージェント業務から今の日サッカー界はどう見えるのか。ひとつひとつの質問に対する田邊氏の言葉は、いつにも増してストレートで、なおかつ

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|移籍市場から見た2010年以後のJリーグ(前編)(1/2)

    開幕直前となった2010年のJリーグ。今季は「移籍ルールの変更」後の最初のシーズンとしても密かに注目を集めている。昨年10月、JFA(日サッカー協会)の理事会において、選手の移籍に関する規約規定に修正が加えられることとなった。大きな変更点は2つ。契約満了となる選手は、移籍金ゼロで自由にほかのクラブへ移籍できるようになること。そして契約満了の6カ月前から、どのクラブとも移籍交渉できる権利が認められたこと。これまで独自ルールをかたくなに守ってきたJリーグが、ついに国際基準を取り入れることとなったのである。 では、今回の移籍ルールの変更は、2010年以降のJリーグにどのような変化をもたらすことになるのだろうか。この疑問に答えてくれたのが、株式会社ジェブエンターテイメント代表の田邊伸明氏である。ジェブエンターテイメントは、中澤佑二、稲潤一、平山相太といった日本代表をはじめ、数多くのJリーガー

  • スポーツナビ | 全国高校サッカー選手権大会 | 第88回 | コラム・会見 | 高校サッカー、蔓延するロングボール戦術の是非

    高校サッカー、蔓延するロングボール戦術の是非 <準決勝 矢板中央(栃木) 0−2 山梨学院大附(山梨)> 突出した選手はいないものの豊富な運動量と組織的な守備で手堅く勝ち上がってきた矢板中央と、MF碓井鉄平を中心にした中盤の構成力でつなぐサッカーを展開する山梨学院大附の準決勝第1試合。持ち味という意味では対照的な2チームで、戦前の予想としては山梨学院大附がボールを支配し、優勢にゲームを進めるだろうというものだった。 しかし、予想に反して試合開始から両チーム共に失点やミスを恐れロングボールを放り込む展開。その流れの中で、まずリズムを作ったのが矢板中央だった。矢板中央の高橋健二監督は試合前、「われわれは全員で組織的なサッカーを展開しよう。まずは、(相手ボールホルダーに対して)接近をして1つのボールに対してゾーンを敷いて対応。もし展開されたときには全員で連動して対応し、それでもゴール前に運ばれ

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|香港戦と「世界」との間に(2/2)

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|最終回 オランダから持ち帰るもの(9月9日@ユトレヒト)(1/2)

    2点を先行される苦しい展開ながら、日は4ゴールを奪ってガーナに逆転勝利を収めた【Photo:YUTAKA/アフロスポーツ】 ガーナ戦当日。10時30分に会場のスタディオン・ハルヘンワールトに到着する。ちょどガーナ代表のバスがスタジアムに到着して、数人のファン(ほとんどが日人)が選手たちにサインを求めている光景に出くわした。とはいえ、全体的にスタジアム周辺は実に閑散としている。今から1時間半後、ここで来年のワールドカップ(W杯)出場国同士の親善試合が行われることなど、周囲を自転車で行き交う地元の人々の大半は、夢にも思わなかったことだろう。 この日の日対ガーナは、オランダのユトレヒトで行われる試合ではあるが、JFA(日サッカー協会)の主催である。したがい、ピッチを囲むバナーはすべてが日企業で固められ、試合時間も日のゴールデンタイムに合わせて水曜日の12時キックオフに設定されている

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|第5回 ガーナ戦で何が求められるか(9月8日@ユトレヒト)

    ガーナ戦の会場となるスタディオン・ハルヘンワールト。4年前のワールドユースの決勝の舞台にもなっ た【宇都宮徹壱】 FCユトレヒトのホームスタジアム、スタディオン・ハルヘンワールト。明日(9日)のガーナ戦の会場であるこの施設の収容人数は2万5000人弱である。決して大きな箱ではないが、コンパクトなサッカー専用スタジアムで観戦者としては申し分ない。このスタジアムは、今から4年前にオランダで開催されたワールドユース(現U−20ワールドカップ)の決勝の舞台となったことでも知られ、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(当時18歳)が2ゴールをたたき込み、母国の優勝と自らの大会MVPを決定付けた会場としても知られている。 オランダのスタジアムといえば、アヤックスのアムステルダム・アレナ(5万1000人)、フェイエノールトのデ・カイプ(5万1000人)、そしてPSVのフィリップス・スタディオン(3万50

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