春です虫の季節です。 小学校に通いだしたばかりの息子が、「ママにお土産」とランドセルの中からティッシュに包まれた何かを大事そうに取り出してきた。 何かな、お花かな~、なんて楽しそうに開けたら中から零れ落ちてきたのは瀕死のてんとう虫10数匹であった。 てんとう虫は確かに可愛らしい。赤い背中に黒の水玉模様。 でも1匹や2匹ならともかく、10数匹はきつい。どうやら通学路の菜の花畑で見つけたらしい。 てんとう虫はアブラムシを食べてくれるから(うろ覚え)大人気なんだよ、外に逃がしてあげようね、と窓からアンダースローした。 子どもにとって虫は大切な情操教育である。それは分かっている。 だから結局私が世話をするはめになるカブトムシも飼ったし、夏休みの自由研究用にアリの巣作りを観察するキットを購入したこともある。 ちなみにキットは息子が遊んだあと蓋をきちんと閉めず、帰ってきたら流しのヤクルトの空容器まで黒
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