最近 Phabricator を使ったワークフローを試しています。FacebookやDropboxをはじめとして海外では割と良く使われているようですが、あまり国内には情報がないようなのでまとめておきます。 Phabricatorでできること Phabricatorはコードレビューがメイン機能のようですが、それに留まらずソフトウェアの開発で必要なものがワンストップでまとまったプロジェクト管理ツールになっています。 メニューのネーミングが独特でとっつきづらいですが、主に以下のような機能があります。 Differential: pre push型のコードレビュー Audit: post push型のコードレビュー Maniphest: タスクとバグの管理 Diffusion: リポジトリの管理 Harald: commitやタスクの更新イベントにフックして起動する処理の管理 Phriction:
どうすれば小規模なチームでも大きな成果を出せるのか。大きな組織で沢山の量をこなすのは当たり前のことで、あまりクールではありません。少ない人数でも大きな成果を出すには、スピードをあげることと、そのためにも無駄をなくすことがポイントになってきます。 ソフトウェアをつくるための3つの役割で書いた通り、ソフトウェア開発をクラウドのようなサービス提供で続けていくには、プロダクトオーナーとプログラマーがキャッチボールのような形で、仕様と実装をずっと繰り返しながら作っていくのが自然です。 SonicGardenで使っているツールと開発の流れの全体は以下のようになります。大事なことは「動くソフトウェア」の状態を保ったまま、どれだけ回転数をあげていけるか、ということです。そのために、プロダクトオーナーとプログラマの間で待ち時間を減らすために並行して進めるようにするなど工夫しています。 ホワイトボードとMVP
プロジェクトの工数算出というものに対して非常に疑問に思うことがある。 工数とは、各機能を算出してそれらを足していき、そこにある程度のスパイス(保険)を足して算出する感じだろう。 ここに、スパイスというよくわからないものがあるが、このスパイスが経験でズバッと3倍とか、1.5倍とか… ここまでいい加減でないにしても、それぞれの機能に複雑度・影響度を加味した係数をかけて、足していき・・・・・ って、これで実際に工数を出してみても、本当にその考え方あってるの?と疑問に思う。 そもそも、 そのプロジェクトはいつまでに完了(納品)しなければいけないのか、とか? 何人投入するのか(できるのか?) が、関係するんじゃないんかなー。 それらは、工数を出してからというかもしれないが。 だったら、導き出せる工数というのは場合の数だけ複数あるのではないだろうか? そんな状況を示すのは、こういう会話では
最近は、課題管理システム、チケット管理システムがメジャーになっており、私もこの種のツールをサービス開発、ソフトウェア開発で利用し、開発プロセス改善を試みています。 今回は、Shibuya.trac第12回勉強会 ~チケット管理システム大決戦 第二弾~で紹介させていただいた、Redmine利用事例の詳細解説を、共有させていただこうと思います。上記、勉強会の資料は、こちらに公開されています。各種ツールの事例が詰まった内容ですので、ぜひご確認ください。 Redmineのプロジェクト画面 上記が自社のRedmineのプロジェクト画面です。私のチームは「A-Team」といい、すべての作業は「A-Team」プロジェクトで管理しています。トップページには、勤怠の連絡や、Redmineを利用するときのルールなどがまとめてあり、資料を見ていただければわかると思いますが、プロジェクトメニューにはたくさんのモジ
前回は、1000人のエンジニアがRedmineを使い出すまでの事例を紹介させていただきました。今回は、Redmineの使い方や、大規模に変化してくRedmineの運用について、2年間の運用や改善から得たナレッジや、気がついたことをまとめていこうと思います。 1. Redmineのオブジェクト構造を理解した方がいい Redmineは以下の構造になっているので、タスクの属性をうまく分類する必要があります。 プロジェクト > サブプロジェクト > バージョン > 親チケット > 子チケット > トラッカー > カテゴリ 注意したいのは、プロジェクト・サブプロジェクトには期限が設定できず、バージョンには終了日時、チケットには開始日時と期限をつけることができる点です。期限があるものには、期限のあるものを当てはめるのがすっきりします。Redmineを使って「何を」「どう」管理していきたいのかを、まず考
なかなかの使い勝手で気に入ったので ご紹介。WordPressの管理画面内に、 ベーシックなプロジェクト管理システムを 追加するプラグイン・CollabPressです。 基本的に欲しい機能や使い勝手が凄く 平均的な感じで、結構おすすめです。 個人的に、こういうマネジメントシステムは高機能、高性能よりも使い勝手で選択するのですが、CollabPressは性能もなかなかで使い勝手も良いのでオススメしたいプロジェクト管理システムでした。 よく、こういったシステムは紹介されていますが、どうも使い勝手がいまいちです。CollabPressは最低限の機能なので使いやすさは個人的に好みでした。 以下にざっと機能、手順などをご紹介します。 管理画面全体 管理画面全体はこんな感じです。まず新しいプロジェクトを追加します。プロジェクト名と簡単な説明を加えてAddすればOK。また、アクティビティもここで確認でき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く