ドットインストール代表のライフハックブログ
コンサルタント…。独立してコンサルタントをしたいと思ってる方は多いと思います。その一方で、コンサルティングの仕事の実態を知っている人は多くないと思います。 コンサルティングとは何か 最近お知り合いになったコンサルタントの方に「コンサルティングをやってみたいのですが、どう思いますか?」と聞いたら、「絶対にやめたほうがいい」という答えが返ってきました。もっとコンサルタントの業務を知りたいと思い、本書を読んでみました。知り合いの助言は間違いではありませんでした。 なぜなら、コンサルティングとは、激務の連続だからです。 The Consultant’s Desk / Balaji Dutt コンサルティングはなぜ必要か コンサルティングというと、専門知識を持っている人が、企業などを回って、逐次アドバイスをするようなイメージで、なんとなく楽な仕事のように思われがちです。もちろん、そういった形のコンサ
他の人がさんざん褒めているので自分が改めて言う必要は無いのだけど、これは素晴らしい良書。何度も読み返したい本。さすがDHH、さすが37signals。さすがRails。本書の中でRailsについてはほとんど触れられていないけど、この本に書かれている思想や行動によって作られたんだなぁと思えば納得がいく。 小さなチーム、大きな仕事: 37シグナルズ成功の法則 また、気に入った箇所を抜き出すために、全体的に読み返していて思ったのだけれど、今回の大震災のような時にも通じるセンテンスがけっこうあることに驚いた。ビジネスも生活も人間の活動という大きな枠組みの中では同じなのだと気付かされた。 あと、日本語版には載ってなくて残念なんだけど、原書である英語版に収録されているイラストがセンスの良い分かりやすいものばかりで、Flickrの以下のページでまとめられているので一見の価値あり。 REWORK Illu
サキとは彼女の自宅近く、湘南台駅前のスーパーマーケットで待ち合わせをした。彼女は自転車で後から追いつくと言い、僕は大きなコインパーキングへ車を停めた。煙草を一本吸ってからスーパーマーケットへ向かうと、ひっきりなしに主婦的な女性かおばあちゃんが入り口を出たり入ったりしていた。時刻は午後5時になる。時計から目を上げると、待たせちゃったわねと大して悪びれてない様子でサキが手ぶらでやってきた。 お礼に料理を作るとはいえ、サキの家には食材が十分足りていないらしく、こうしてスーパーマーケットに寄ることになった。サキは野菜コーナーから精肉コーナーまで、まるで優秀なカーナビに導かれるように無駄なく点検していった。欲しい食材があると、2秒間程度それらを凝視し、一度手に取ったじゃがいもやら豚肉やらを迷うことなく僕が持っているカゴに放り込んだ。最後にアルコール飲料が冷やされている棚の前へ行くと、私が飲むからとチ
いしたにまさき氏による初の単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である 」を献本で頂きました。ありがとうございます! 110名の<やめない人たち>=ブロガーに対するアンケートをもとに、まとめられた書籍です。アンケートを分析しまとめるという、実にいしたにさんらしい切り口の書籍だとなっています。 不思議ですよね。なんでみんな、あんなにブログを書き続けるんだろう? 好きだから? 副業になっているから? 仕事に繋がるから? <やめない人たち>は、やめないことで出会うものがあることを、生まれるものがあることを知っています。それはもちろん<つづけた人たち>にしか見えない地平です。 書籍の中には、110人からのアンケートが生のまま掲載されています。好きなウェブサイトにはじまり、なぜネットでの活動を続けてきたのか、が本人の手により綴られています。 「どうやったら続けられるのか?」という問いは、も
こんにちは、blog登場3回目のnakazawa-kです。書きかけのAndroid記事よりも先になってしまったのですがせっかく献本を頂戴したということで、発売日にはレビューを載せたいなと思い少々駆け足で読んだ「パーフェクトPHP」社内回し読み2人目の書評(?)です。 本にどのようなことが書かれているか、についてはAmazonに掲載されている目次でも見ていただけば大体分かると思いますので、ここでは「どんな人が読むと、どんなことが得られそうか」「nakazawa-k的に気になったトピック」を主に取り上げます。他の切り口は社内外の他の方にお譲りします。 一言でざっくりまとめると「PHPでプログラムを書く人、書いている人は斜め読みでもよいので一読すると、抜けているポイントを補間出来たり、自分の理解度を把握することが出来るので是非読むべき」という感じです。この本から得るものは何も無いという方は、それ
AMNの書籍プレゼントキャンペーンに応募しまして、第56回江戸川乱歩賞を受賞した『再会』というミステリー小説をいただきました。 ミステリー小説なのでネタバレを控えて感想を。 まず全体的に文章が読みやすいです。自分は読むスピードが比較的遅いほうなのであまり読書をしないのですが、そんな自分でも最後まですらすら読めました。 主な登場人物は子供の頃同級生だった4人。とある事件をきっかけに彼らが「再会」します。ストーリーを読み進めていくうちに彼らの「過去」と事件の「真実」が徐々に明かされていくのですが、なかなかに予想を裏切ってくれる展開で面白かったです。 最後のほうで「え??そこ登場人物の人たちみんな疑問に思わないの?」という場面があったのですが、エンディングに向かって流れるように進んでいった感じがあるのでしょうがないかなと。 江戸川乱歩賞を受賞した作品の映像化の権利はフジテレビが持つそうですが、ド
2010年08月31日09:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 三行で過不足伝わるこのすごさ - 書評 - 仕事の文章は3行でまとめなさい 著者より献本御礼。の 仕事の文章は3行でまとめなさい 臼井由妃 これぞ、キラー文章術。 「日本語作文術」も「非論理的な人のための論理的文章の書き方入門」も書き落としていた具体策が、ここにある。 三行にまとめよ。報告書も懸想文も。離縁状も半行縮めて(笑)。 本書「仕事の文章は3行でまとめなさい」は、私が今まで読んだ文章術の中で、最も使える一冊。 まずなんといっても術が具体的。 「8割捨てたら仕事は9割うまくいく」をはじめ、「術本」には数字がよく書名に入っているが、よく見ると「〜割」とか「〜倍」となっており、実は目分量に過ぎない。 これに対して「三行」というのは量ではなく数であり、一行でも二行でも四行でもなく三行。これなら九九をまだ覚えていない小学生でも
・スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 この本は「現実歪曲フィールド」の異名をとるジョブズの伝説的なプレゼンの数々を徹底分析した著者が、その極意を一般人にやさしく解説する本だ。 イベント発表用プレゼンなのに情報を盛り込み過ぎて印、刷用文書のようなスライド=「スライデュメント」をつくってしまう失敗は、誰もが経験したことがあるのではないだろうか。その対極にあるのがシンプルに研ぎ澄まされたスティーブ・ジョブズのプレゼンである。 あの驚くべきわかりやすさと強烈なインパクトはどこからくるのか。この本にはジョブズとゲイツのプレゼンを平均単語数、語彙密度、難解語、難読指数、言葉の複雑度で比較するという興味深い試みと納得の結果が示されている。ジョブズのプレゼンのキレはデータ解析でも示せるものだったのか。 ジョブズ流の基本は ・計画はアナログでまとめる ・一番大事な問いに答える
2006年12月24日01:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか 献本御礼。 テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか 吉野次郎 実に読みやすい本だった。これが新書だったらもっと薦めやすいのだが.... 本書「テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか」は、日本のTV業界がなぜインターネットの利用に及び腰なのかを、実にわかりやすく解説した一冊。著者はその理由を7つにまとめ、それぞれに一章を割り当てることでTV局にまつわる問題を浮き彫りにする。 目次 序章 五十年かけて密かに築いた“おいしいビジネス” 第1章 嫌いな理由1 NTTが映像インフラを支配する - 地上デジタル巡る攻防戦 第2章 嫌いな理由2 キー局の帝国が崩壊する - 揺れる最強の番組流通システム「系列」 第3章 嫌いな理由3 巨人NHKが民放を蹴散らす - 成長力失った公共放送はネットに夢
対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 本、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍
口コミ2.0 ~正直マーケティングのすすめ スポンサード リンク ・口コミ2.0 ~正直マーケティングのすすめ 時代に乗ってノリノリの3人が書いたネットマーケティング論。ネット上でいかにして口コミを発生させるか、ビジネスにどう活かすか、基本的な考え方をまとめた入門書。AIDMAからAISCEASへ、Web2.0とは、正直さが重要など最近のWebマーケティングの話題が一通り解説されている。 口コミを始めたくなるツボとして4つ挙げられていた。 1 エッジ すごい、うまい、ひどいなど、突き抜けた感 2 オープン 素顔をさらけだす 3 ストーリー わかりやすいストーリー 4 クロスメディア 口コミの炎にマスメディアが油を注ぐ ソーシャルブックマークで流行るモノってそんなものだなと眺めて納得。 ところでこの本、本文の合間に収録されている3人のざっくばらんな座談会がよかった。それぞれ気になった発言を抜
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