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2012年11月15日のブックマーク (3件)

  • 家を建てる自転車操業の業界

    住宅業界は、自転車操業の会社が多いと昔からいわれています。 自転車操業とは、自転車は走るのをやめれば倒れてしまうところからたとえ、資金の借り入れと返済を繰り返しながらかろうじて操業を続けている経営状態のことです。 特に、個人工務店、中小住宅会社はこの傾向が強いと言えるでしょう。 どうしても請負契約の仕事が主ですから、請け負う仕事がなければその期間借り入れをし、仕事を受注すれば手付金や中間金、完成金で返済を繰り返すようになります。 また、建売などを企画すれば、多大な先行投資金の借入を起こし、完済まで金利の支払いも発生しますから、利益幅を多く取り、すぐ売れれば大儲けですが、売れ残りを抱えていますと首が締まります。 以前は、苦しい経営状況の起死回生を狙い建売販売をして、倒産や経営者の夜逃げに至った例が多くありました。 (現在もまだ同じような問題は起こっています。) 大手ハウスメーカーでも営業形態

  • 家を建てる中古住宅と白蟻

    中古住宅を購入する場合、表面に見える外装や内装だけのチェックではダメですよ。 特に注意が必要なのは、購入した中古住宅が白蟻の被害にあっていた例が大変ふえています。 新築時に白蟻処理はされていれも、白蟻業者の保証期間は7~10年程度です。 築何十年も経っていると白蟻の保証は切れていますし、白蟻は古く腐している木材を好んでべる住まいにとっては厄介な害虫です。 2年前に築13年の中古物件を購入して半年ほど経った家が、シロアリ住宅だとわかった例があります。 昨年の東日大地震で外壁に亀裂が入り、外壁をリホームを依頼したら柱数が白蟻だらけだったそうです。 特に白蟻は目に見えない部分に生息している例が多いので、不動産業者もそこまで配慮していない場合が多いようです。 このような場合の売主の瑕疵担保責任はどうなるのでしょう。 売主が不動産業者の場合、中古住宅などの瑕疵担保責任は引渡しより2年より短い

  • 家を建てる先の見えない保証

    現在家を建てる保証として国が定めた10年間の瑕疵担保保証があります。 それとは別に大手ハウスメーカーでは20年、30年間の保証というものがあります。 当然建物も長期優良住宅仕様だったり、標準仕様よりはグレードがアップします。 また、長期保証にたいする金額も含まれ、各社ともコストアップの内容となっています。 この件に関し下記のような相談メールがありました。 「現在在来工法で家を検討していますが、大手木造メーカーは長期優良住宅仕様+30年保証で総額4000万円(諸費用、外構込み)、地元工務店では申請はしないが長期優良仕様で3400万円です。」 「差額が600万円もあり迷っています。どちらがよいかアドバイスお願いします」という内容です。 私も、大手メーカーの30年保証の内容は具体的に解りませんが、600万円の差は大きいですよね。 30年のローンを組むとしたらその期間に約倍の、1200万円の支払が