「健康住宅」という表現が、住宅メーカーのチラシなどでよく見かけますよね。 シックハウス症候群などの住環境悪化問題以後、特に「健康住宅」の言葉の氾濫が気になり、「健康」が安売りされ ています。 特に気になるのは、どの程度のレベルを表現しているのかが曖昧で、単に高気密高断熱で室内の温度差が少ないため 快適というのもあれば、アトピー対策として抗菌加工したフローリングを使ってダニの発生を防いでいると謳うだけ のものなど、さまざまです。 例えば、化学物質過敏症の人にとって、抗菌剤はむしろ有害なものなのです。 また「シックハウス対策」となっていても、ホースター建材(☆☆☆☆印)ノンホルムの壁紙接着剤を使っているだ けで、家具などから出るVOCに対しては、全く何も検討されていないのが普通です。 「健康住宅」というあいまいな言葉ではなく、具体的にどこの部分にどんな対策が施されているのか、VOCの吸着 ・分