プロ野球の加藤良三コミッショナーは26日、日本代表がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を逃したことを受け、統一球を導入した効果について「印象論とは別に、検証は必要だと思っている」と述べた。 低反発の統一球は国際大会への対応などを目的に、加藤コミッショナーが推進して2011年シーズンから導入された。公式戦の本塁打数が急減するなど見直しを求める声も出ている。「今の統一球が一番良い球だということではない。不断に考えていく必要がある」と話した上で、国際大会や各国のリーグで統一球が採用されることを期待した。 また代表監督については「(次の)ゲームが決まってみないと決められないところがある」とあらためて白紙を強調した。(共同)