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ブックマーク / www.ism.ac.jp (1)

  • 測りすぎ?:コラム:統計数理研究所

    小山 慎介(モデリング研究系) コロナ禍によって増えた在宅勤務で浮いた往復二時間半の通勤時間を研究や読書に使っている(実に有意義な時間だ)。コラムのタイトルはこの時間を利用して最近読んだのタイトルだ。【「測りすぎ:なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」ジェリー・Z・ミュラー著、松裕訳、みすず書房】 今日あらゆるところで「説明責任(アカウンタビリティ)」が求められる。説明責任とは来、自分の行為に責任を負うという意味のはずだが、それが多くのところで数値化された目標や実績を公表することで「説明する責任」が果たされている(つもりになっている)。「数値化」は今やどこでも聞かれる言葉だ。透明化のもとに目標や実績が標準化された測定基準を通して数値化され、それに報酬や懲罰が紐づけられ、個人や組織が管理される。当書は、測定基準への執着によって引き起こされるさまざまな機能不全や弊害について語っただ。

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