〝中止ドミノ〟が止まらない。新型コロナウイルスの影響を考慮し、日本各地で東京五輪・パラリンピックのパブリックビューイング(PV)を取りやめる動きが相次いでいる。この流れの発端となったのは、小池百合子東京都知事(68)による方針転換だ。突然のトップダウンに現場は大混乱に陥り、大会スポンサーも怒り心頭だったという。一連の騒動の舞台裏を追った。 【写真】小池百合子氏 白太ももまぶしいリアル野球狂の詩 千葉県の熊谷俊人知事(43)は10日、五輪とパラリンピックで2日間ずつ予定していた幕張海浜公園でのPV中止を表明。このまま開催に踏み切れば人流は抑制できず「感動や興奮を共有して盛り上がることや県の魅力を内外に発信することが目的だったが、コロナ禍で達成することはできないだろう」と理由を説明した。 前日9日には愛知県の大村秀章知事(61)がPVを計画する15市に自粛を要請し、大半の市が応じる見通し。その